2018 後期 言語学・応用言語学講義 VII

ここに連絡事項を掲載することがありますので、受講者はときどきチェックするようにしてください。
Moodle
 この授業では、Moodle を使って課題の提出などしてもらいますので、みなさん、ネット接続のできる機器を持参してください。

講義題目

 日本語統語論:構造構築と意味

授業目的

 この授業では、基本的に生成文法の立場にたちつつ、より具体的に日本語の構文と解釈の関係を考察し、その規則性をどのように理論的にとらえることができるかを議論していく。講義のなかで、私の考えている案を紹介しはするが、それを覚えてもらうことが目標ではない。他の解決方法がないかどうか、他の方法をとった場合、どのように予測が異なるのか、各自に考えてもらいたいと思っている。受講学生の制限はないが、授業の主たるターゲットとして、言語学・応用言語学専攻の2・3・4年生を想定している。
 統語意味論には、その仮説を様々な方法でシミュレートすることができる統語意味論デモプログラムのページがあるので、そのプログラムを活用して、具体的に各自が自分で考えてみる機会を作っていきたい。また、この授業では Moodle を使用する予定なので、出席者はなるべくパソコンを持参してほしい。

授業内容

(更新日:2018.10.01)
第1回 2018.10.04.
説明する内容 この授業の目標について
授業の進め方についての説明
課題
第2回 2018.10.11.
説明する内容 語順
句構造規則
課題
第3回 2018.10.25.
説明する内容 Merge と解釈不可能素性
課題
第4回 2018.11.01.
説明する内容 格助詞
課題
第5回 2018.11.15.
説明する内容 言語と意味:「係る」ということ
容認性判断と言語理論
課題
第6回 2018.11.29.
説明する内容 接続助詞・係助詞・副助詞
課題
第7回 2018.12.06.
説明する内容 助動詞と終助詞
課題
第8回 2018.12.13.
説明する内容 指示詞と普通名詞
課題
第9回 2018.12.20.
説明する内容 同一指示解釈
課題
第10回 2019.01.10.
説明する内容 スコープ解釈と語順
課題
第11回 2019.01.17.
説明する内容 連動読み
課題
第12回 2019.01.24.
説明する内容 不定語と連動読み
課題
第13回 2019.01.31.
説明する内容 総括
課題


単位の認定と提出物について

  • 学期末試験は課さない。
  • 単位は、予習課題・復習テスト・レポート等の提出物に基づいて判定する。