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      2001年度 外書講読 II
(日本語学科)
     
 
連絡ボード
(お知らせする事項がある場合には、ここに掲載しますので、時々チェックしてください。)
2001.4.7.
 4月16日は第1回目なので、講義はしません。13:30 からと 14:15 からの2回、この授業のやり方や目的を説明しますので、受講するかどうかを決める参考にしてください。

授業の内容・小テストの範囲・課題など

(これまでの記録 & 今後の予定)

 

この授業の目標と内容
カリキュラム内での位置づけ(「講義概要」より) 外国語による日本語、日本語教育に関する文献の講読を通して、語学力の向上を目指すとともに、この分野についての視点をひろげる。
この授業の目標
  • 日本語について説明する際の英語の表現を学ぶこと
  • 日本語の文法の特徴について理解し、さらに考察すること
授業では、テキストの内容を英語で正しく理解できるかどうかを確かめた上で、日本語の語法の説明の仕方や教授法について討議していく。テキストを読んでいくためには、最低限の文法用語を習得することが必要なので、毎授業の初めに単語の小テストを行って、定着をはかる。テキストの説明を鵜呑みにせず、自分なりに考えて理解していってほしい。
講義題目 外国人から見た日本語と日本人から見た日本語
授業の流れ この授業では、原則的に名簿順に着席してもらう。
  • 毎授業のはじめに、単語の小テストをする。
  • 主要テキストについて、担当の学生との質疑応答を交えながら、要点を解説していく。
  • 授業内容に関する小テスト
  • 次回の範囲、担当学生などの指定
主要テキスト Using Japanese: A Guide to Contemporary Usage, William McClure 著 Cambridge University Press (ISBN 0-521-64614-6) \3620
これは、言語学の見地から、外国人のために日本語の特徴を説明した本である。授業では、セクションごとに担当の学生を指名しておくので、はっきりわからない部分を質問の形でピックアップし、セクション全体の内容のあらましをまとめて話せるようにしてくること。担当の学生以外は、授業中に指名されることはないが、授業の最後にその日の内容に即した小テストがあるので、各自、自分のペースに合わせて予習をすること。
評価の方法  この授業では、加点方式で評価する。出席状況・小テスト・授業で担当した時の答え方・レポートのそれぞれの点数を次のように点数化し、総計が 450 点以上となれば、単位を認定する(=つまり、成績評価点60以上が確約される)。
遅刻せずに出席 2点
授業の最後まで出席 3点
単語テスト 10点満点
内容テスト 10点満点
レポートA 20点満点
レポートB 10点〜50点満点
授業での担当 10点満点

毎回、レポートも出題されるが、提出しなかったからといって減点はしない。各自、自分で計画を立てて、自分に合った方法で 450点以上を獲得していってほしい。
 450点以上を獲得すれば単位は約束するが、成績評価点が何点になるかはクラスの中の相対評価で決定する。点数表は常に公開しており、それまでの各項目の獲得点と、現時点での「予想点」が記載されている。これを1つの目安として、各自がんばってほしい。

小テストについて
単語テスト 毎回の授業の初めに行う。当然知っておくべき基本的な英語の文法用語やテキストに頻出する単語の意味を答えてもらう。重要な単語については、授業中に指摘するので、よくチェックしておいてほしい。
内容テスト 毎回の授業の最後に行う。その時間中に説明した事項の中で、もっとも理解しておいてほしい部分を確認するためのテストである。授業中にしっかり集中してポイントを理解するように努めてほしい。
答え合わせ 小テストはお互いに答案を交換して答えあわせをしてもらう。答えあわせが終わったら、番号順に回収し、教師がチェックした上で後日返却する。
持って来るもの 全員、読みやすい色(赤、青、濃い目の緑 etc.)の色ペンを用意すること。
採点者の記名 採点者は、必ず自分の番号と名前をその色ペンで記し、慎重にチェックした上で、合計点も記入すること。採点者の記名のない答案は無効とするので、採点者が記名を忘れていないか、採点してもらう人が責任を持ってチェックすること。
採点 まちがった解答にマルがしてある場合には、原則的に、採点者の方からも減点するので、そのつもりで。答えに疑問がある場合には、その場で挙手して質問して解決してほしい。

レポートについて
レポート全般
  • 原則的に、どのレポートも締め切りは12月の最後の授業時とする。
  • 1つのレポートが2枚以上にわたる場合には、ホッチキスで綴じておくこと
  • 2つ以上のレポートを出す場合には、種類別・授業日別に綴じること
  • 原則的に、添削はしない。ただし、はっきりとわかるように質問が書いてあれば、なるべく答えるようにする。
レポートA
(テキスト)
1回の授業で範囲だったテキストの内容を復習して、日本語でまとめる。どういう理由で、どういう結論が提示されているのか、説明の筋道がよくわかるようにまとめること。重要な例などは省略せず、かつ、できるだけ要約してポイントが簡潔に述べられていることが望ましい。

冒頭には、このように↓書いておくこと
外書講読 II  クラス 番号 氏名
  ○月○日分  レポートA

内容のまとめ
   なるべく、わかりやすい例を添えること。
   自分で考えた例や考察を加えてもかまわない。
レポートB
その他、授業内容に関係のある参考書の内容をまとめてレポートとして提出することも認める。たとえば、以下の本の場合、どの部分をまとめてもらってもかまわない。他の本を取り上げる場合には、事前に相談に来ること。
  • 上山あゆみ『はじめての人の言語学 −ことばの世界へ』くろしお出版 \2200
  • 久野すすむ『日本文法研究』大修館書店
  • 益岡隆志・田窪行則『基礎日本語文法』くろしお出版
  • 寺村秀夫『日本語のシンタクスと意味 I』くろしお出版
このように↓書くこと
外書講読 II  クラス 番号 氏名
  レポートB

調べた参考書:○○○○  ←題名/著者名/出版社/参照したページ番号 etc.を書くこと
内容のまとめ
   なるべく、わかりやすい例を添えること。
   自分で考えた例や考察を加えてもかまわない。

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