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更新日:2000.10.31

      授業内容
(2000 京大 基礎演習)
     
No.1 2000.4.17.
内容 Introduction 
シラバスの配布と説明
科学としての言語学、文法の位置づけについて
課題 課題=配布した金水敏氏のエッセイを読んで、思ったこと/疑問に感じたこと/よくわからなかったことなどを書くこと。感想文の形式でも箇条書きの形式でも自由。なるべくなら、e-mail での提出が望ましい。
配布物 シラバス (PDF) ハンドアウト (PDF)
(その他の配布プリント:金水敏 (2000) "文法性判断とステレオグラム,"『日本語学』4月臨時増刊号 (vol.19) , pp.8-13, 明治書院.)
No.2 2000.4.24.
内容 構造 (1):修飾関係 
修飾という関係に注目して、文の構造の存在を感じる。
目的意識を持って、樹形図を書く。
課題 小テスト=樹形図を書いてみる (ハンドアウト参照)
課題=自分で同じポイントを示す例文を考えてみる (ハンドアウトの最後の部分に記してあるので、それを参照のこと。)
配布物 ハンドアウト (PDF)
No.3 2000.5.8.
内容 構造 (2):Constituency 
句の構成を確認するためには、どういう手段があるか、英語の例を見てみる。
課題 課題=日本語における句の構成を調べるテストについて考察すること。テストとして有効だと思うものは、例をあげてどのように有効であるかを示しなさい。また逆に、一見、テストとして成り立ちそうなのに実は有効なテストではないということを例をあげて示してもらってもかまいません。英語のテストを参考にしてもらっても、独自に考えてもらっても結構です。
配布物 ハンドアウト (PDF)
No.4 2000.5.15.
内容 構造 (3):Category, Argument/Adjunct
構造における「範疇」の区別について、そして、述語に対する項と付加詞の違いを英語の例で見てみる。
課題 課題=日本語を分析する場合には、範疇の種類が必ずしも英語と同じようにならない可能性があります。加える必要のあるもの/変更する必要のあるもの/使う必要がないものなど、問題となりうる点をあげなさい。(もちろん、その問題に対する自分の意見も添えてもらってかまいません。)
課題=日本語において、argument/adjunct の対立が見られる現象があるかどうか調べなさい。
配布物 ハンドアウト (PDF)
No.5 2000.5.22.
内容 構造 (4):節の構造
英語の節の構造、特に IP と CP がどうして仮定されるにいたったかを考察することにより、範疇という概念の位置づけについて、さらに理解を深める。
配布物 ハンドアウト (PDF)
No.6 2000.5.29.
内容 構造 (5):句構造生成理論の変遷
単に文の構造を記述しようとするのではなく、どういう仕組みから文が生成されるかという観点を導入し、その観点がどのように文の分析に影響するかを考察する。
課題 小テスト= 次の文の埋め込み文について
  John knows [that Mary will come here].
1) 句構造規則
  S' → COMP S
  S → NP INFL VP
によって文の生成されているという考え方の場合、その埋め込み文の構造がどうなっているか、図に書く。
2) 句構造規則の型として X-bar schemata を仮定した場合の埋め込み文の構造がどうなっているか、図に書く。
3) Merge という操作によって文の生成されているという考え方の場合、その埋め込み文の構造がどうなっているか、図に書く。
配布物 ハンドアウト (PDF)
No.7 2000.6.5.
内容 「主語」とは?:θ役割と抽象格
文のパターンのさらなる共通点と相違点を説明するために、従来よく使われてきた「主語」という概念を生成文法ではどのようにとらえなおしたかを考察する。
課題 課題=次の日本語の文の構造はどのようになっているか
 (1) メアリはジョンにビルを紹介した
 (2) メアリはジョンがどこに行ったか知らない
樹形図で示しなさい。どのような点に留意してそのような樹形図にしたのか、そして、どのような文法の仕組みを仮定した上でその樹形図を書いているのか、明示的にしるすこと。
配布物 ハンドアウト (PDF)
No.8 2000.6.12.
内容 移動 (1):主語の位置への移動
英語において、「主語」の位置への移動という形でとらえられてきた構文を見ることによって、θ役割と抽象格の区別についての理解を深める。
配布物 ハンドアウト (PDF)
No.9 2000.6.26.
内容 移動 (2):wh 句の移動
trace という概念について。
移動という操作で説明されてきた現象の概観。
前期に説明してきたこと全体の位置付けについて。
配布物 ハンドアウト (PDF)
No.10 2000.9.25.
内容 前期の内容に関する復習テスト
テストの問題にもとづくディスカッション
課題 復習テスト
配布物 復習テスト (PDF)
前期の復習のためのプリント
  A. 「伝わる」ということと「文法的である」ということ
  B. 樹形図
No.11 2000.10.2.
内容 連動読み:
日本語のソ系列指示詞とア系列指示詞
連動読みについて
課題 小テスト/宿題=日本語の連動読みの例文を自分で考えて作り、どの部分とどの部分の解釈が「連動」しているのか下線で示す
配布物 ハンドアウト「1. 日本語の何に注目していくべきか」
No.12 2000.10.16.
内容 c-command:
英語の連動読みの可能性と構造
課題 小テスト=c-command という概念の理解を確認するための問題
配布物 ハンドアウト「2. C-command」
No.13 2000.10.23.
内容 QR:
QP と Quantifier Raising (QR)
配布物 ハンドアウト「3. Quantifier Raising」
No.14 2000.10.30.
内容 スコープ:
wh 語のスコープと連動読み
課題 小テスト=連動読みの解釈の確認  宿題=ハンドアウトの (1)-(3) の LF を樹形図で書く
配布物 ハンドアウト「4. スコープ」
No.15 2000.11.6.
内容 連動読みの条件 (1):
QP のタイプと連動読みの可能性
配布物 ハンドアウト「5. 日本語の連動読みの条件」
No.16 2000.11.13.
内容 連動読みの条件 (2):
SO 文と OS 文、2種類の連動語
No.17 2000.11.20.
内容 分析:
2種類の連繋と意味解釈、まとめと今後の課題

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